晴れ晴れ生活のつくりかた

カウンセラーとして働くアラフォーパパのブログ。読者も私も前向きになれる記事を書きたい。純粋な気持ちです。

コミュニケーションの王道【アサーション】

こんにちは。ハレバレです。

 

アサーションという言葉をご存知ですか?

本日はコミュニケーションの王道といえる、アサーションの考え方をご紹介します。

 

自分の気持ちを上手く伝えられない、相手と衝突してしまう、遠慮してストレスを溜めてしまう等の悩みがある方、よりコミュニケーションスキルを高めたいという方に、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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 上手なコミュニケーションとは

こちらは振り返りです。

 

「上手なコミュニケーション」について、初回の記事で、次の3つを満たすものと定義しています。

  1. 自分自身がストレスを溜め込まないこと
  2. 自分自身が取り返しのつかない後悔をしないこと
  3. 受け身ではなく自分で選択して行うこと

 

私の記事では、この考え方に基づいて、役立つコミュニケーションの考え方やスキルをご紹介します。

 

単なるコミュニケーションのハウツーではなく、あなた自身が後悔しない、晴れ晴れとした気持ちでコミュニケーションを取れることを、応援したいと思っています。

アサーションとは

アサーションとは何かを、ズバリ説明するのは私の力を超えているのですが、例えば、次のように紹介されています。

 

コトバンク

コミュニケーション技法の1つで、「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己表現のこと。

カオナビ(https://www.kaonavi.jp/dictionary/assertion/

コミュニケーションにおいては自分と相手双方を大切にするという「円滑さ」に焦点を合わせた概念と捉えるとよいでしょう。

アサーション入門(平木典子、講談社現代新書)

「自分も相手も大切にする自己表現 」を意味するアサ ーションは 、私たちの会話を心理学の知恵をもとに読み解き 、日常のやり取りに変化と充実感をもたらすコミュニケ ーションの方法と関わり方。

そして 、アサ ーションは人の心の奥深さを知り 、自分らしい生き方を拓く道でもあることを教えてくれる。

つまり、「自分と相手の両方を大切にするために、しっかりと自己表現してよい(むしろするべき)!」という考え方だと私は解釈しています。(^_-)

加えて、平木先生がおっしゃる「日常のやりとりに変化と充実感をもたらす」という部分は本当にその通りだと実感しています。

アサーションを意識すると、自分自身のコミュニケーションのスタイル・スキルついても、かなり気づきを深めることができます。

 例えば、あなたはどうしますか?

例1 配偶者とのコミュニケーション

  •     1歳の子どもを育てる共働きの夫婦。
  •     年度末になり、互いに仕事が忙しい中、子どもが熱を出してしまったため、やむなくあなたが仕事を休み看病することに。
  •     しかし、あなた自身も体調がすぐれず、子どもの面倒や家事をするのも大変辛くなってきた。明日は休むわけにも行かないし…と、気持ちも不安になっている。
  •     仕事にいった配偶者に「体調不良のため、買い出しや家事をお願いしたい」と、ラインをしたところ、「今日は遅くなるかもしれない」と電話があった。 

 

あなたなら、どう感じ、どう答えますか?

 

「私だって重要な仕事を休んでいるのに、そして、体調まで崩してしまったのに!」と怒りの気持ちを感じますか?その気持ちで、「薄情者!早く帰ってこい!」と相手を責めますか?反対にグッとこらえて「忙しいなら仕方ないね…私は大丈夫」と飲み込みますか?

 

他にも、「どれくらい忙しいの?家より大事な仕事なの?」と詰問する方や、まずは「大変なのは分かるけど、こちらは〜なんだけど…」と状況を詳しく説明する方もいるかもしれません。

例2 同僚とのコミュニケーション

  •     仕事の疲れからか、熱が出てしまい、今日はできる限り早く帰ってゆっくり休もうと思っていた。
  •     しかし、仕事が終わると、同僚から突然「ちょっと相談したいことがあるんだけど、食事にでも行かない?」と、いつになく思いつめたような表情で誘われてしまった。

 

あなたなら、どう感じ、どう答えますか?

「ちょっと何でこんなタイミングで急に誘ってくるんだ…正直今日は帰りたい」と思い、スパッと断りますか?それとも、「本音では帰りたいけど、思いつめているようだから付き合おう」と決めますか?

 

他にも「珍しいね。急ぎの話があるのかな?」などと、相手の状況をまずは確認しますか?それとも、「何かあったに違いない!とにかく心配だから絶対行かなきゃ」と、そもそも自分の体のことを度外視しますか?

なぜアサーションが大切か?

上にあげた例は、日々のコミュニケーションの中のほんの一部ですが、あなたは後味が悪くならないような晴れ晴れとしたコミュニーケーションを行うことが出来そうですか?

 

自分の気持ちを伝えたが、「相手に辛い思いをさせてしまったかも…」または、「印象を悪くしてしまったかも…」と後味の悪い結果を想像した人もいるかもしれません。

一方、相手を不快にさせたくないために、自分の気持ちを抑えて、自分自身がストレスを溜め込んでしまう結果を想像した人もいるかもしれません。

 

このように、ネガティブな結果を想像した方は、おそらく、日々発生するさまざまなコミュニケーション場面で、ストレスや後悔を抱えることがあるのではないでしょうか。そんなことが続くと、心や体に不具合が生じてしまいます。誰が悪いという訳でもなくても、すれ違いはありますから…コミュニケーションは本当に難しいですよね。

 

ですので、自分と相手のどちらかが痛みを受ける方法ではなく、自分も相手も大切にする自己表現を心がける「アサーション」の考え方はとっても役に立ちます

いわゆるWIN-WINの関係を目指すコミュニケーションのスタイルですね。

 

ストレスを溜めない、後悔しない、自分で選択するという、まさに晴れ晴れコミュニケーションの中核とも言える概念だと思いませんか?

 

少なくとも、私が現在、晴れ晴れ生活を送れていると実感できるようになったのは、アサーションの考え方や技術を、仕事や日常生活で実践しているからこそと確信しています。(^o^)丿

 

もちろん、すべてのコミュニケーションが上手くいくなんていう、嘘のような話はありませんし、すべてを上手くコントロールしようとすること自体、アサーションの考えとは真逆です。

 

大事なことは、自分自身が、後悔のない、納得のできる自己表現ができるかどうかだと思っています。それを、相手がどう受け止めるか、それはまた別の話ですし、相手の権利ですので。(^_-)

おわりに

今日はアサーションのとっかかりとして、考え方や重要性についてご紹介しました。

 

今後は、アサーションの実践方法について、記事にしていきますので、ご関心をもってくださった方に、ぜひご覧いただければ幸いです。

本当に役立つ技法だと思いますので、ポイントを一つ一つ、丁寧にご紹介したいと思っています。

 

次回はアサーションの考え方に基づいて、あなたの今のコミュニケーションのスタイル等について、一緒に考える予定です。

 

今回も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

参考図書

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)2012/2/17  典子 

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)