あなたは何かを決断したり、行動に移すことが得意ですか?それとも苦手ですか?
苦手だと思ったあなた… 何かを決める時、行動する時に、自分の気持ちだけで実行できれば悩みは少ないですよね?
確かに、他人の意見や思いを尊重することは大切です。でも、他人の顔色を気にしすぎてしまうあまり、自分の気持ちを押さえ込んでしまうのなら… ストレスの増加や自信の低下を招いてしまいます。
今日は他人の顔色が心配な時に、勇気付けてくれる言葉をご紹介します。
あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるのだから。
by エレノア・ルーズベルト
アメリカ第32代大統領、フランクリン・ルーズベルト夫人で、米国の国連代表者。世界人権宣言の起草者としても、有名な方の言葉です。
人の気持ちや心はコントロールできない、他人をすべて自分の思い通りに動かすことはできないという、人間関係の本質をついている言葉だと理解しています。
自己紹介記事に書いた通り、以前の私は、人の評価や気持ちに応えようとするあまり、自分の正直な思いを抑えて、周囲が喜ぶような決断をしてきました。
しかし、その決断が、私も周囲も望まないことになったことがあり……残ったのは、悲しみ、落ち込み、そして、二度と戻れない後悔といった感情でした……。
このようなケースは私だけに限らず、あなたにもあるかもしれません。
その経験を経て、現在は
- 迷った時、悩んだ時は自分が納得できる事をしよう
- 人に批判されても他人のせいにせず「私は〜と思って行動した」と胸を張って言えるようになろう
という考え方が大切だと思っています。
この言葉は「正しいことをしなさい」ではなく「あなたの心が正しいと思うことをしなさい」と語りかけてくるところが、素晴らしいところです。
関係者全員にとって正しいことなんて、考えてもキリがありません。絶対的な正しさではなく、あなた自身が正しいと思うことを選ぶのが、後悔のない方法なのです。
あなたの心に余裕がない時、自信がない時に何かの判断や決断をする場合、他人の顔色が強く気になってしまうと思います。
そんな時はぜひ心の中でこの言葉を声にしてみてください。
きっとあなたに決断する勇気を与えてくれる…背中を押してくれるでしょう。