晴れ晴れ生活のつくりかた

カウンセラーとして働くアラフォーパパのブログ。読者も私も前向きになれる記事を書きたい。純粋な気持ちです。

この2つの言葉を使わずに会話ができますか?

こんにちは。ハレバレです。

 

今日はコミュニケーションに関する話題です。

 

先日、子どものランドセルのストラップが破れているのを、妻が見つけました。

 

  • 妻「なんで破れてるの?!」
  • 子「分からない」
  • 妻「分からないってなに?」
  • 子「分からないんだもん」
  • 妻「どうしてこんなことになってるのかを、きいているの!!」
  • 子「分からないけど」 
  • 妻「分からないってなんだ??きっと学校で雑に投げ捨てたりしたんでしょ!!」
  • 子「うーん…」

 

というやりとりがしばらく続き……   最後は、子どもが「学校でランドセルを背負った時に、机に引っかかった気がする」と言いました。

 

そして、妻に「もっと丁寧に扱いなさい」と注意を受けて収束していました。

 

子どもは少し涙目で、「妻も言いすぎたかも…」と気にしていました。

 

その後、私は妻と話しをして……妻がランドセルをいつも綺麗に拭いたり、子どものためにしてくれていることを労いました。

 

また、子どもと「次からどうしよっか?」と一緒に考えました。

 

ランドセルを学校でロッカーにしまう時や、取り出すときに、「何かに引っかかってないか見るようにする」と、自分から話してくれた子どもに対し、「えらいね、ママも喜ぶよ」と褒めました。

 

妻と子どものやりとりを見て、今回の記事を書こうと思ったのです。

 

アサーティブな自己表現を行う上で、大事なポイントなので、ぜひお付き合いください。(*^^*)

※アサーティブな自己表現については、ぜひ文末の関連記事をご覧ください。きっと役に立つ技術です。

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皆さんは次の表現を使わずに、コミュニケーションが出来ますか?

  1. 「なぜ〜」「どうして〜」
  2. 「当たり前」「はずだ」「当然」  

いかがですか?

結構普通に使っている言葉ですよね。

 

私は、1については、あまり使わないように意識しています。でも、2については、結構使っている場面が多いかもしれません。

 

実はこの2つの言い方は、私のブログでお勧めしているアサーティブな自己表現どころか、アグレッシブな自己表現に陥りやすいものなんです。   

 

「なぜ〜」「どうして〜」は相手を責めるニュアンスです。

「なぜ〜」とか「どうして〜」というのは、一見ただの疑問文です。純粋に理由や状況などを聞きたいときに、何気なく使用している言葉ですよね。

 

でも、実は……  質問する側に「そうするべきではなかった」とか「どうしてそうなっているか理解できない(したくない)」など、相手を責める気持ちが込められている場合が多々あります。

 

ですので、あなたに責める意図がなかったとしても、相手は責められたと感じてしまう可能性があります。

 

すると、相手は腹を立てたり、怯えます。

 

結果、あなたは、相手の素直な気持ちを知る事が出来なくなってしまいます。

じゃあ、どんな表現にしたら良いか?

1つは、Iメッセージの表現に置き換えることです。例えば次のような言い方です。

  • (私は)あなたが〜した気持ちや理由を知りたい。
  • (私は)あなたの正直な気持ちを教えてほしいと思っている。

などです。

 

上の言い方では、しっくりこない人、「なぜ〜」、「どうして〜」が自然に出てきてしまう人は、次のことを意識しましょう。

  • 話すスピードをゆっくりにする
  • 声音をちょっとだけ高くにする
  • 表情を和らげる

 

コミュニケーションは、言葉の内容よりも、非言語で伝わる情報の方が多いので、非言語の部分を穏やかにする方法ですね。

 

もし、上の2つの方法を、どちらも選びたくない場合は……たぶん、相手を責めたい、問い正したい、という思いが強い可能性があります。

 

そうであれば、わざわざ「なぜ〜?」などの疑問文にはせずに、「〜のつもりでやったなら、私はおかしいと感じている」などと、Iメッセージに変換して、意見を伝えることをお勧めします。

 

「当たり前」「はずだ」「当然」「絶対」は決めつけるニュアンスです。

「〜するのは当然です」「〜になるはずだ」などの表現を使う時、あなたはどのような気持ちになっていますか?

 

「相手を何とか説得したい」「思うようにコントロールしたい」などの気持ちはありませんか? また、「相手よりも自分が絶対に正しい」という気持ちはありませんか?

 

もし、その気持ちがあるのであれば、使う場面や使い方を少し意識してみることをお勧めします。

 

確率や程度によりますが、世の中に絶対という事はありません。

 

また、そもそも、相手に何かを求めたり、説得したいと思っているのは、他でもなく、あなた自身です。

 

にもかかわらず、「当たり前だ」などの言い方をするのは、例えば世間の常識など、見えない他者の力をかりて、数の論理で相手を抑えつけようとする表現です。

 

さらに、この言い回しや考え方は、例えば、子どもや部下など、自分よりも立場が弱い人に使用してしまう傾向があります。

じゃあ、どんな表現にしたら良いか?

ここでも、Iメッセージの出番です。

 

例えば、ご飯を残してしまう子どもに対して

  • ご飯を食べないと絶対に元気になれないよ
  • ご飯は残さず食べるのが当たり前

などと表現しているのであれば、(私も結構使ってしまいますね……苦笑)それをIメッセージに変換します。

  • ご飯を食べない子は、元気になれないと(私は)思うから、食べて欲しい
  • 一緒懸命作ったから、残されると(私は)悲しいな…、だから食べて欲しい

といった表現ですね。

 

こうすることで、相手を抑えつけるような表現を避けることができます。

おわりに

今日は「なぜ〜」、「当たり前」などの言葉に関して、その言葉がもつネガティヴな側面について、お伝えしました。

 

もちろん、子どもが危ないことをしている時など、即効性のある強い言い方で、直ぐに言うことをきかせたい場面もあると思います。

 

また、論文やプレゼンなど、根拠をもとに、言い切った方が良い場面もあります。

 

私は、これらの言葉を全く使わない方がいいとは思ってません。

 

ただ一つ……  これらの言葉が持つネガティヴな側面を意識していただき、Iメッセージに変換して表現することが可能かを、その都度、ちょこっと考えていただければ、と思っています。

 

あなたにその気がないのに、相手を不快にさせたり、怯えさせたりすることが続くと、きっとあなた自身が後悔することになるからです。

 

ぜひ、ご自身の気持ちに向き合い、その上で、自分がスッキリするような自己表現を心がけてください。

 

本日もありがとうございました。

 

※最近読者になってくださった方、ぜひ『コミュニケーション』シリーズをご覧ください。

関連記事

 

参考図書

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

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